アイスクリーム開発秘話
アイスクリーム開発秘話
茶房古蓮は、昭和24年久留米の地で開業し1年経った頃には、店の前に行列ができる程になり、地元久留米の皆様の生活にしっかり根付いたお店になっていました。
開業して5年程経ったころでした。創業者の古田玉子は、夏の甘味で人気の氷の他にお客様に喜んでいただけるメニューはないかと、アイスクリームの開発に取り組み始めました。安心して子どもたちに食べてもらいたいという思いで無添加のアイスクリームの開発を始めたのです。
古蓮のアイスクリームは、バニラアイスは、牛乳、卵、砂糖、バニラビーンズのみ、抹茶アイスクリームは、抹茶、牛乳、砂糖とたいへんシンプルな材料で作っています。乳化剤や安定剤などは使用せずに舌触りなめらかなアイスクリームを造る為には、材料の泡立てといった下ごしらえが必要で、、生真面目で研究熱心な創業者の古田玉子は何度も何度も試作を繰り返しました。そして添加物は一切使わない無添加で手作りの古蓮のアイスクリームができあがりました。
その後先代が亡くなった後も、当時の味・技法を受け継いで、古蓮の甘味と共に創業からかわらない美味しさを守り続けて、現在に至っております。